それは途方もないこと

嬉しい報告があって、それから悲しい報告があって。そこに対して、何もうまく言ってあげられなかったことが自分の至らなさや人生経験の足りなさなのかなとか思ってしまった。

 

同じ立場ではないからこそ、何を言っても軽い気がした。どんな言葉も浅学で、傷つけてしまいそうで。途方もなく隔たりを感じた。

 

どんな言葉をかけてもお前になんか分かるかよになると思っちゃった。実際にそうだろうと思うし、きっと同じ立場になった人間にしか分かりあえない痛みと苦しみがそれにはあるから。

 

ただ伝えたかったのは、あなたが生きているなら私はとても嬉しいし、謝る必要なんてないんだよってこと。あなたが傷ついていないか、傷つけられていないかが心配だった。それをちゃんと伝えられなかった。ごめんね。

 

今度会えたら抱きしめたい。どんな言葉も傷つけてしまいそうだから。ただただ話を聞いて、共感して、美味しいものを食べて寝るの。それが会ったらしたいこと。

今日はそう思って眠りにつくことにする。おやすみなさい。